街ゆく人に声を掛けて、モノについてあれこれ尋ねる連載『things.』。決して飾らないけれど、人それぞれにお気に入りのモノがある。第36回目はブリスベンで出会ったドイツのワーホリ生2人組、Samirah さんと Sarah さん。
- Name:Samirah、Sarah
- Age:24歳
- From:ドイツ
- Works:ワーキングホリデー
- Instagram:@sarah_okle
― 今、何をしているの?
ハーイ。今はこの辺をぶらついていたところ。私たち、ドイツからワーキングホリデーのためにここにきたばかりなの。だからちょっとぶらついているわ。
― そうなんだ! もう仕事は見つけたの?
ううん。Brisbane でワーキングホリデーをしている外国人が仕事を探すのはちょっと難しいわね。とくに私たちはそんなに流暢に英語が話せないから……。
だから来週からはメルボルンに行ってファームで働くわ。あっちならワイン農場で仕事ができるの。
― 今色々な人にモノについて聞いて回ってるんだけど、良かったらお気に入りのモノを教えて!
Samirah:私はこのブーツかしら。これはドクターマーチンのブーツで、ドイツで買ったのよ。クールでしょ?
Sarah:私の靴はプーマね。とてもカジュアルで良い感じでしょ? こんな感じのスポーティーなスニーカーが欲しいと思ってこれにしたの。これもドイツで買ったのよ。
― いいね! そのカバンもクールだね。どんなモノを入れているの?
実はこれ H&M よ。すごく安かったから買ってみたんだけど、すごく使いやすくて愛用しているわ。中身は……スマホとお金とメイク道具くらいかしら。
いつも必要なモノは全部この中に入れて持ち歩いているわ。
― 最近買ったモノを教えて!
ちょうどさっき woolworths(オーストラリアのスーパーマーケットチェーン)に行ってきたばかりなの。だからツナとクリームチーズくらいかなあ。
あ、私のこのトップスはブリスベンで買ったのよ。けっこう安かったし、それにもうすぐメルボルンに行っちゃうから、思い出にも丁度良いと思って!
― 今生きるのにこれは必須! ってモノはなにかある?
うーん、こんな簡単な回答はしたくないけど、やっぱりスマートフォンね。だってこれが手元にないと、なんにもできないもの。
――
ブリスベンで街頭インタビューを終えて帰ろうとしたとき、長身でクールな女子2人組が前からやってきて声を掛けてみた。あまり英語は得意ではないと言っていたが、和やかな雰囲気でインタビューが進んでいって楽しかった。