何か好きなコトがあったり、モノにこだわりのある人は、いったいどんな家に住んでいるんだろう。気になるならばみんなに見せてもらおう、ということでスタートした『rooms.』。
4回目の今回はときめく “モノ” を集めるブログ monograph の編集長であり、次世代の若者のためのグッズ開発に取り組む drip の代表でもある堀口英剛氏のカバンの中身を見せてもらった。
- Name:堀口英剛(ほりぐちひでたか)
- Age:28歳
- Works:monograph編集長&dripの代表取締役社長
- from:埼玉
- Instagram:@hidetaka_horiguchi
趣味を詰め込んだ別荘のような monograph 堀口英剛さんの部屋
― 部屋について教えて!
この部屋は住んでもう2年くらい経つんですけど、中目黒にあるロフト付きのワンルームマンションで一人暮らしをしています。リビングルームが10畳で、ロフトは6畳とやや広めの部屋を選んでいます。
― 1人暮らしには理想的な間取り! 家賃はどのくらい?
12万6,000円です。一人暮らしとしてはちょっと高めかもしれませんが、drip を立ち上げたときには自宅をオフィスとして使っていたので、広さと設備を考えると丁度良いなと思いました。
― なんで中目黒に住んでいるの?
会社員時代からずっと中目黒エリアに住んでいたので、やっぱり落ち着くんです。渋谷や新宿近辺のように人も溢れかえっていないし、でも日比谷線や東横線、副都心線が通っているので、色々なところにすぐ行けるのが気に入っています。
あとは、良い雰囲気のご飯屋さんも多いし、お洒落な服屋さんもたくさんあって、ちょっとこだわりのある生活をする分にも困らない点もポイントです。中目黒、おすすめですよ。
この部屋の気に入っているポイント
― この部屋の気に入っているポイントを教えて!
やっぱりロフトがあるところだと思っています。みんな自室に帰ってきたら、ついだらけてしまうと思うんですが、僕もそのうちの一人で……。
でもロフトの上を寝室にしているので、生活のなかでも「仕事モード」と「リラックスモード」で分けやすいから、自宅に帰ってきてブログを書いたり YouTube を撮影したりと、メリハリがつきます。
普段作業をしている1階は、あえてテーブルと椅子を設置して、意図的にだらけられないように工夫しています。そうしないと無限に寝てしまうので……(笑)
1階リビングルームの作業環境。床に座ったりリラックスしすぎないようにソファなどは置かない。
ロフトの寝室。枕もとには漫画本が数冊ある程度で、基本的にモノは少ない。
― 家具に統一感があって素敵だね!家具選びのポイントやブランドのこだわりは?
実は家具類のブランドにそこまでこだわりはなくて、カラーと質感の統一感だけを意識しているんです。例えばこのシェルフもミラーもデスクも、ウォールナットと黒いアイアンで揃えているって感じですね。
デスクは DIY で自作しているし、ミラーもシェルフも niko and… や楽天で買っています。個人的に大事だと思うのは、部屋全体の雰囲気を統一することですね。
ブロガー x YouTuber としての仕事部屋
― 普段は仕事もここでしているの?
中目黒川沿いに drip のオフィスを借りたので、平日はそちらで仕事をしていますが、ブログ記事の執筆や YouTube 、スマブラは基本的に自宅でやっています。
日中は drip のオフィスにいるので、YouTube の動画やブログで使う写真の撮影は基本的に夜です。22時〜0時の深夜に行うことが多いですね。
堀口さんの撮影スタイル。DIY したデスクの上にモノを乗せて、こんなふうに撮影しているとのこと。室内で暗めなので ISO はだいたい800くらいで、ストロボは使わない。
― ブログや YouTube の撮影をするとき以外は何をしているの?
僕、けっこうテレビを観るのが好きでレコーダーで録画した番組(「ゴッドタン」や「マツコ」でキーワード指定した番組全部)をひたすら流しています。
マツコ・デラックスさんが出ている番組が好きなんですが、あれはマツコさん本人というよりも、出てくる一般人が面白いですよね(笑) どこでこんな人見つけてくるんだ的な。
monograph の部屋のモノについて
― この部屋で気に入っているモノを教えて!
ほとんどのモノはこだわりを持って買っているんですが、GENEVA(ジェネバ)スピーカーですね。最新モデルはデザインと音質があまり好きではないから、あえて1世代前のモデルを愛用しています。
コンパクトでワンルームの部屋にも丁度良いサイズ感なのに、そのサイズを感じさせないくらい音の拡がりがあるので、音質も良いんです。PC もテレビも全部これに接続して、ここから音が鳴るようにしています。
― 最近買ったモノを教えて!
フィンガードラムの Maschine Mikro MK3 ですね。このパッドでドラムやメロディが制作できるのが面白いなあと思いまして。YouTube で使う音源を自分で作ったり、趣味を広げたいなあと思って買いました。まだまだ練習中です。
Editor’s note
今回は monograph の編集長である堀口さんの部屋を見せてもらった。ブログの雰囲気をそのままリアルに持ち出したような雰囲気で、ブログのための作り込みではなく、ライフスタイルをそのままブログで発信している印象。多くの人に読まれる理由は本当に好きなモノを発信しているからなのだと感じる。