世界の雑誌とクリエイター。台北で『Boven雜誌圖書館』を営むSpencerさんのカバンの中身

世界の雑誌とクリエイター。台北で『Boven雜誌圖書館』を営むSpencerさんのカバンの中身

 

好きなコトに熱中していたり、真剣な眼差しで仕事に取り組む人のカバンには、いったいどんなモノが入っているのだろう。今回は台北で会員制の雑誌図書館『Boven雜誌圖書館』を営む Spencer さんのカバンの中身を見せてもらった。

お洒落な雑誌図書館を手がける彼のカバンには、いったいどんなアイテムが入っているのだろうか。

 

  • Name:Spencer
  • from:台北、台湾
  • Work:Boven雜誌圖書館オーナー
  • Instagram:@mag.boven

 

Boven雜誌圖書館と Spencer さんについて

― こんにちは Spencer さん。実は僕が日本に居るときから Boven雜誌圖書館が気になっていて、今回の旅で訪れることを決めていんだ。

それは嬉しいね。ありがとう。

 

― 今日はカバンの中身を見せてもらう約束だけど、まずは簡単にBoven雜誌圖書館について教えて!

ここは雑誌専門の、会員制図書館だよ。台湾国内はもちろん日本や米国から取り寄せた雑誌を2万冊くらい蔵書しているんだ。会員になるとここを好きに使えて、雑誌を手にとって読みながら楽しむことができるよ。

 

― どんな人が訪れるの?

今は2,000人くらい会員がいるんだけど、雑誌を読むのが趣味な人から雑誌を作っている人までさまざまだね。やっぱりクリエイティブな仕事をしている人も多くて、建築家やデザイナー、雑誌編集者とか、あとはカフェのオーナーとかシェフも会員になっているよ。

 

―なんで書店じゃなくて会員制の雑誌図書館を作ろうと思ったの?

僕は元々、台湾のタワーレコードで海外雑誌コーナーの担当として働いていたんだ。最初はレコードや雑誌を販売するストアをやっていたんだけど、僕が本当にやりたいのは “販売” じゃなくて “共有” だと思ったんだ。

雑誌は面白いメディアで、デザインや写真、文章などすべてが凝縮した結晶のようなモノだと思う。とくに海外の雑誌はサイズもレイアウトも表現もそれぞれ違うし、ものすごく面白いんだ。僕はこうした雑誌が本当に好きな人が、本当に読みたいモノだけを扱う会員制の図書館にしたかったんだよ。

 

Spencer さんとカバンの中身

僕のカバンの中身はこんな感じだね。あんまり人に見せる機会はないからちょっと変な気分だけど、できるだけモノは少なく、シンプルになるようにしているんだ。

 

― じゃあカバンについて教えて! これはどんなシーンで使うの?

普段は英国のブランド MARGARET HOWELL(マーガレットハウエル)の「MHL.」のショルダーバッグを使っているんだ。僕は普段バイクで移動するんだけど、ショルダーバッグだとハンドル操作もしやすいし、荷物も取り出しやすいんだ。

6年くらい前に台北のセレクトショップで買ったんだけど、丈夫で汚れも目立たないから長く使えるのが嬉しいね。

 

― MacBook Air のステッカーがクールだね。どう使っているかも教えて!

基本的には仕事のために使っているね。雑誌の受注とかメッセージとか。このステッカーはイラストレーターの友人が手がけたモノで、映画の主人公をモチーフにしているんだ。シュールでコミカルなのが可愛いよね。

ちなみにケースはネオプレーン製でストライプがクールなスリーブケースを使っているよ。シンプルすぎないのがお洒落で良い感じなんだ。

 

― モレスキンの色がオレンジ! 何に使っているの?

スケジュール管理は紙でやりたい派だから、普段はモレスキンのノートブックを愛用するんだ。書きやすいし、デザインもシンプルなのが良い点かな。

この色を選んだのは、雑誌図書館の内装のキーカラーがオレンジだから、それに合わせているんだ。コンクリートのグレーと、木のブラウン、それにオレンジが上手く調和するようにしているからね。

 

― 水筒やマイ箸も持ち歩いているんだね。

普段から外食が多いんだけど、道具はできるだけ自分の手に馴染んだモノを使いたいからね。箸は京都の公長斎小菅(こうちょうさい こすが)のみやこ箸で、マイボトルは DRIVER というメーカーだね。男らしくてシックが見た目に惚れたんだ。

 

― この本は何の本?

これは、蔦屋書店を経営する CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)の社長である増田宗昭氏が、社員に向けて書いたブログを書籍化した一冊なんだ。

お客様の立場になって書店のあり方を考えて、空間を創り上げていくという点にとても共感できるんだ。とくに「細部に神は宿る」という言葉が好きだね。

 

――

Editor’s note
日本の書店で見かけた台北のカルチャーについて扱う雑誌に載っていた『Boven雜誌圖書館』。アポイントメントはなしで訪れたのだけれど、運良く Spencer さんがいて、カバンの中身を撮影させてもらうことに成功した。彼の持ち物は、Boven の雰囲気をそのままカバンの中に入っているかのようだった。
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鳥羽恒彰 | TSUNEAKI TOBA

26歳のミニマリストの対岸にいる人。物欲を刺激するブログ『トバログ』をやりつつ、旅に出たり、文章書いたり。下手なりに写真を撮るのが毎日楽しい。

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